「とまと」の無意味で根拠のない空想話>第8回 - 縦のオセロ理論
とまとに手紙
 
 
2013/01/23 更新
 
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        「 と ま と 」 の 無 意 味 で 根 拠 の な い 空 想 話


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  無意味で根拠のない空想話・第8回
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『縦のオセロ理論』

 

こんにちは。上井とまとです。
『空想話』の第8回。
『縦のオセロ理論』です。

 

第5回から第7回まで
8年ぶりに『空想話』を、だだーーーっと書いてみたのですが
書きながら、ふと
「ん?あれぇ〜〜?」と引っかかったところがあります。
8年前の『ミツバチ理論』
そしてその後編である『戦争』の部分ですが
ぼくはここを
『オセロ理論』を書こうとすれば
避けては通れないところだと、ずっと思っていたのですが
改めてこれを読んでみると
『ミツバチ理論』と『オセロ理論』は
関係していないのでした。
つまり
『ミツバチ理論』など書かなくとも
『オセロ理論』は書けたのでした。

 

それで「あれぇ〜〜??」と
昔の俺は何を考えてたんかな〜〜?と
しばらく考えてみたのですが
結局何も出ませんでした。
当時のぼくは
どんなに面白いことを
また
どんなにしょーーむないことを
考えてたのかわかりませんが
まあそれも流れだろうと
別に気にしてはいません。

 

そんな訳で
当時の思考がわからないので
いよいよこの『空想話』も終わりにしてもいいのですが
前回書いた『オセロ理論』で
気になるところがありましたので
今回はその話をします。
『縦のオセロ理論』です。

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ちなみにこの『空想話』は
答えやゴールを1つ決めて
そこを目指して組み立てるという
そういうことはしていません。
それをすると
わかりやすくはなるのですが
その一方で
話が小さくなるというか
何も生まない気がしますので
『ミツバチ理論』を考えてみた
『オセロ理論』も考えてみた
じゃあそこから考えてみると
こういうことも言えるんじゃない?
これはじつはこうなんじゃない?と
手前から進める感じで
『空想話』を書いています。

 

これをすると
矛盾も生じやすいのですが
別にそれでもいいのです。
矛盾が出てきて
考え直して
「前に言ってたあの理論は、間違いでした」でもいいし
「いや、それならこういうことも、言えるんじゃないでしょうか」と
そこからまた新たな道を
探ってもいいと思っています。
小さな決意表明でした。

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さて、話を戻しますと
前々回の『ミツバチ理論』は
縦ベクトルの話でした。
『オセロ理論』は横というか
平面上の話でした。
この、縦の『ミツバチ理論』に
『オセロ理論』を組み合わせると
オセロ盤が縦方向に
5枚、10枚、20枚、と
3次元が見えてきます。
これが今回、話を進める
『縦のオセロ理論』です。

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基本形からいきましょう。
ここにオセロ盤があります。
オセロ盤は何でもいいです。
「心」「意識」「ミツバチ界」
まあ何でもいいのですが
まあイメージしやすいところで
「人間界の行動」というオセロ盤にしましょうか。
色は白黒。2色です。
「人間界の行動」ですから
ゴミを捨てました→→→黒。
ゴミを拾いました→→→白。
この2つに絞りましょう。
行動パターンは、この2つ。

 

まずは『オセロ理論』です。
時代や時の流れによって
盤面上の白と黒は
常に変化しています。
白が60。黒が4。
この時代は拾う人が大多数を占めています。
白が14。黒が50。
この時代は捨てる人がかなり席巻しています。

 

「人間界の行動」という
この盤面の住人たちは
もちろん白は正しくて
黒は「×」だと思っています。
しかしこの
白が、だだーーーっと増えていったり
黒が、だだーーーっと増える過程
この変化や流動自体が
じつは大きな視点で見ると
「安定」に繋がっている。

 

白も「○」だし
黒も、○。
白と黒がバッタリ出会って
お互い相手を攻撃するのも
変化の要素となるので、○。
白と黒がバッタリ出会って
お互い相手を認め合うのも
その思想や行動を
白でもなく、黒でもなく
緑色だと考えるなら
色が1色多くなるので
より混沌に繋がるわけで
より安定に繋がるわけで
それも「○」ということになる。
これが第7回で書いた
『オセロ理論』というものでした。

 

さて、『ミツバチ理論』のほうは
「×」と言われていることも
上の次元、外の次元で
「○」と言われることもある。
「黒」と言われていることも
1つ上、1つ外では
「白」と言われることもある。
これが『ミツバチ理論』でした。

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この2つを組み合わせると
「人間界の行動」というオセロ盤が存在します。
この盤面の少し上、まあ10cmとしましょうか
そこには別のオセロ盤が、もう1枚存在します。
この上のオセロ盤は何という盤面でしょう。
この定義は難しいです。

 

『ミツバチ理論』で使った例では
下のオセロは、ミツバチ界。
上のオセロは、花の世界。
そんな感じになるのでしょうか。
「花の世界」が微妙ならば
下のオセロは、消費者としてのミツバチ界。
上のオセロは、職人としてのミツバチ界。
になるのでしょうか。

 

「ミツバチ界」のミツバチたちに
「花の世界」が見えないように
下のオセロを
「人間界の行動」と定義してしまった時点で
上のオセロを定義するのは
やはり難しくなります。
しかしまあ、ある訳です。
上のオセロは確実に。

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そして下のオセロ盤で
白が黒に返ります。
黒が1枚増えました。
「人間界の行動」ですから
誰かがゴミを捨てたのでしょう。
その瞬間
0.2秒後
上のオセロ盤の世界で
白がペタンと増えました。
『ミツバチ理論』の法則により
下では黒に返ったけれど
その変化と連動して
上では白が増えたのです。
この現象が
『オセロ理論』と『ミツバチ理論』が組み合わさった
『縦のオセロ理論』です。

 

『オセロ理論』の視点で見れば
一番下のオセロ盤で、黒が増えただけなのですが
より外から眺めてみると
「オセロ@」で黒が1枚増えると同時に
1枚上の「オセロA」では
その動きと連動して白が3枚増えたのです。

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オセロ盤が、5枚あったとしてみましょう。
「オセロ@」で黒が1枚増えました。
誰かがゴミを捨てたのです。
それと同時に「オセロA」では
白が3枚増えました。
ほぼ同時に「オセロB」では
黒が1枚増えました。
「オセロC」では変化なし。
「オセロD」では隅っこにある
黒が白になりました。

 

「オセロ@」で黒が1枚増えただけで
「オセロA」から「オセロD」では
だらだらだら〜〜〜〜〜と変わるのです。

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仮にオセロ盤の@が
8×8の64マス。
それが縦に5枚あると
320枚のオセロが
常に変化する訳です。
たえず白や黒になって
変わり続けている訳です。

 

これを外から眺めてみると
320の白と黒で
立体物が見えてきます。
『オセロ理論』の世界で見ると
その1枚の盤面上で、常に「絵」を描いていたのが
『縦のオセロ理論』で見ると
3次元となる訳です。

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もちろんこれが
8×8の64マスではなくて
80×80の6400マスであれば
オセロ盤が5枚ではなく
100枚以上あったとすれば
色が白黒、2色ではなく
20色ほどあったとすれば
6400マス×100で
64万粒子からなる
モノクロではなくカラーで出来た
立体物となる訳です。
チラチラチラ〜〜〜〜〜
チラチラチラ〜〜〜〜〜、と
粒子は常に色を変えて
ある瞬間は「象」を作り
ある瞬間は「ウサギ」を作り
その瞬間、その瞬間で
自由に何でも形にします。

 

これがぼくがイメージしている
『縦のオセロ理論』です。
『オセロ理論』が、特に理論でなかったように
これも理論じゃありません。
世界に対するイメージです。

 
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  「上井とまと」の編集後記
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『縦のオセロ理論』でした。
ちょっとわかりにくいのですが
「体育館の世界」というのが
目で見てわかる世界とすれば
この『縦のオセロ理論』は
見える世界じゃありません。

 

ここに
「炎天下でサッカーをしてる子供」がいます。
炎天下でサッカーをしてる子供。
これは見える世界です。
これと全く同じ世界を
サーモグラフィー映像で見ると
赤や黄色がふよふよと動いているのが見えてきます。
しかしこの赤や黄色は
普通にしてると見えません。

 

これと全く同じことで
「人間界でゴミを捨てた人」がいます。
男の人がゴミを捨てた。
これは見える世界です。
これと全く同じ世界を
『オセロ理論』を通してみると
オセロ盤の上にあった白が黒になりました。
しかしサーモグラフィーのように
これも普通は見えません。
同じように
オセロ盤の上に描かれた
「絵」もやっぱり見えません。

 

これをさらに『縦のオセロ理論』で見ると
一番下のオセロ盤で、黒が1枚増えました。
その上のオセロ盤では、白が3枚増えました。
さらに上では、黒が増えて
その上では、変化なし。
さらに上では隅っこにある白が黒になりました。
これもサーモグラフィーのように
普通にしてると見えません。
ましてや、その瞬間に
オセロ盤が100枚以上積み重なったその空間に
かわいいウサギが現れたなど
普通にしてると見えません。
しかしサーモグラフィーのように
この世界をそういう風に、とらえることも出来るのです。

 

一体ぼくは、何を書いているのでしょう。

 
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  次回のテーマ
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次回は、『関係を持たせる』です。
テーマは変わるかもしれませんが
相変わらず気ままに空想する予定です。
 
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◎ このコンテンツは特定の宗教などを批判するものではありません。
◎ なるだけ気をつけて書くようにしますが、何かあっても鼻で笑って
  見逃してもらえればと思います。
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  メールで議論とかになると、大変なことになっちゃいますので
  返信できないこともあります。でも、メールは楽しく読んでいます。
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【上井とまと】(うわい・とまと)
1977年3月3日大阪生まれ。奈良在住。2001年から日記(現在の『とまと
日記』)を書いている。2009年『メルマガ オブ ザ イヤー』審査員特別賞。
最近は奈良のラジオで相づちなども打っている。
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