「とまと」の無意味で根拠のない空想話>第3回 - 神の領域
とまとに手紙
 
 
2004/04/15 配信
 
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        「 と ま と 」 の 無 意 味 で 根 拠 の な い 空 想 話


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  無意味で根拠のない空想話・第3回
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『神の領域』

 

最近、クローンとかDNAとか
そういう話題がよく出てきますが
なんかいよいよ人間も
来るとこまで来たなあという感じですね。

 

自分のコピーが作れるって
とんでもない技術ですよね。
まあコピーってことで言えば
コンビニとかにあるあのコピーも
どんな原理になってるんだか
ぼくにはわかんないですけども。

 

そんなこと言ったら
スイッチで電気がついたり
リモコンでテレビがついたり
全部わかんないですけどね。
世の中不思議であふれています。

電気って・・・何?

クローンに関しては
「倫理的に駄目だろう」とか
「神の領域だろう」とか
いろいろ議論されてますが
ぼくの中では
「もうコピーとかやめとき〜よ〜〜
 そのうちほんと怒られるよ?」
っていう感じです。まあ普通ですね。
基本的に世知辛いのは好きじゃないんで
「あ〜〜あ〜〜、もぉ〜〜」っていう。

 

ただこれは
ぼくの個人的な感情であって
そういうことを抜きにしたら
「そのうちクローンとか
 平気でやっちゃうんだろなー」
と思ってます。
今でこそ熱く議論されてますが
30年後や50年後は
今は反対している人も
普通に受け入れてるだろな〜、と。

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なぜそんな風に思うかといえば
この辺からもう空想になるんですが
今では当たり前になってる
「風邪薬」「ワクチン」「手術」とかも
最初に出てきた頃はやはり
社会で問題になっていたと思うのですよ。

 

「お前!風邪薬飲むの!?やめとけって!!」
「えっ!手術すんの!?体切って!?
 そこまでして生き延びたいの!?」
「人間が人間の体なおすって倫理的にどうなの?」
みたいな議論が。知りませんよ。詳しいことは。

 

ただ実際に、ぼくも
「携帯電話なんていらないよ派」だったのに
今ではちゃんと携帯してるし
まあ写メールがついてないっていう所では
なんとか抵抗し続けてますが
携帯はもう受け入れてるんですよね。

 

でも冷静に考えて
街ゆく人が手になにか持って
遠くの人と会話したり
パソコン使ってやりとりしたり
これってもう世紀末ですよね。
ちょっと危ない光景です。

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それを当たり前のこととして
普通に生活してるというのは
もう「慣れちゃった」んですね。
「手術とクローンは話が違うよ。
 手術はOKだけどクローンは倫理的に……」
っていうのも
感情としてみんながまだ
クローンとかDNAに慣れてないだけで
風邪薬を飲んだり
ワクチンを注射したり
手術したりするのと
基本的には同じことだと思うのです。
程度の違いがあるだけで。

 

そんな訳で
クローンとかはそのうち
普通になってると思います。悲しいですが。

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クローンの計画を進めてる人(お医者さんとか科学者?)は
どういう考えでやってるのかは知らないですが
これはワクチンを開発する人とか
手術をする人と
結構似てるんじゃないかと思ってます。

 

その人その人によって
「目の前の患者を助けたい」とか
「自分の技術を高めたい」とか
「歴史に名を残したい」とか
「まわりに評価されたい」だとか
いろいろあるとは思うんですが
そしてまあ、その人によって
それらがいろんな割合で
混ざり合ったりしてんでしょうけど
ぼくはこういう動機の中には
本人も自覚してない「動機」があって
その力も働いてるんじゃないかと思ってます。空想です。

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「お医者さんは」とか「政治家は」とか
職業で分けるのは違うと思いますが
まあわかりやすいので、このパターンでいきますと
お医者さんの行動の根本にある心(動機)には
自分が自覚できるあらゆる「欲求」のほかに
自分でも気づいていない
「人類を脅かすものに反発する役割」
みたいなものがあるんじゃないかと。

 

戦争を起こす政治家には
「国益をもっと大きくしたい」
「歴史に名を残したい」
みたいな表面的な欲求のほかに
自分でも気づいていない
「人類の個体数を制限する役割」
みたいなものがあるんじゃないかと。

 

(この辺については、次回の「ミツバチ理論」
 その次の「戦争」、その次の「宇宙の価値観」で
 ちゃんと書こうと思ってます)

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クローンの話に戻ると
こういった技術が進む原因は
最先端の医療に関わるお医者さんの
個人的な欲求だけではなくて
そしてそれを率先する
国家・企業の思惑(欲求)だけではなくて
ぼくら人間には見えにくいところで
人類に組み込まれている
「生存」「繁殖」というメカニズム(?)とかが
影響してると思います。

 

だから
人間社会では「あーだこーだ」と言うけれども
人類の存続というレベルでは
当たり前の流れとも言えるのですね。

 

クローンに限らず
オゾン層に開いちゃった穴をふさぐ技術とか
数十年後に地球に衝突する隕石を
ドカーーーン!! と爆破する技術とか
地球を捨てて火星に移り住む技術とか
「生存」「存続」「繁殖」というレベルでは
どれも結局
「そりゃあそうなるだろうよ」とも言えるのですね。
良いか悪いかは別として。

どかーーん!!

こういう話をするときって
価値観とか視点によって
同じものが「○」だったり「×」だったりするわけで
当然
「これが正解と思います」
って言うのも違うし
「みんなで共通してる部分を探りましょう」
って言うのもなんか違うと思うんですけど
だからって
当たり障りなく話を進めるのは
やっぱり面白くないんで
あえてぼくの思ってることを書きます。

 

例えば、よくある話で
じゃあどこまでがセーフで、どこから先がアウトなの?」
「ワクチン・手術はセーフで、DNAからはアウトになるの?」
と言われたときに
ぼくの中では
「もう答えは出てるんじゃないの?
 ワクチンも手術もDNAもその先の技術も
 すべてセーフになってんじゃないの?」
と思ってます。

 

ぼくが風邪をひいたときに
風邪薬を飲んだり注射をしたりして
自分の健康(生命)を優先してる時点で
この先どんな状況になっても
大怪我したり病気になっても
自分の生命を優先するのは決まっているのです。

 

同じことが人類に起きて
インフルエンザが流行ったり
新しいウイルスがやってきたり
未知の外敵が現れるときも
人類が自分たちの存続を
優先するのは決まっているのです。

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道は2つしかなくて
人類が危機に瀕したときに
「これも自然の流れだから、抵抗せずに受け入れようぜ」
の道と
「頑張ってなにがなんでも生き延びようぜ」
の道しかないと思うのです。

 

だからこれからの人類は
どこかできっぱり諦めて
絶滅(個体数減少)の道を受け入れるか
最後まで抵抗し続けるか
この2つしかないと思うのですね。
これから先どうするのかは知りませんが
まあ今の状況を見たら
たぶん抵抗し続けるでしょう。

 

ただ、こうやって比べてみたら
「抵抗する」より「受け入れる」ほうが
なんか精神的に大人っていうか
ちょっと上のレベルっぽいな〜〜とも思いますが
「抵抗し続ける人類」にも
それなりの役割があったり
その次に繋がる意味があったりするはずなので
ぼくはどっちでもいいと思ってます。

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ということで、個人的な感情でいえば
クローンとかDNAを利用して
人類がどんどん力をつけていくのは
「もぉ〜〜、やめとき〜よ〜〜」
という気持ちなんですけど
まあ人類として考えたら
「神の領域」とか言われる分野に
どんどん手を出していくのは
まあ仕方がないのかな、と。
それも自然な流れかなーと思います。

 

あと
「神の領域」に関していえば
ぼくら人間が
「これって神の領域じゃないの?」
って言ってるところは
じつは神の領域でもなんでもなくて
普通に人類の領域だろうと思います。

 

人類が宇宙に旅立ったり
細胞とかDNAをいじるのは
確かにひとつの進歩(?)なのかもしれないけれど
それは人類目線で考えるからであって
外から見たら
そんなにすごいことじゃないと思うのです。

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まあぼくは
そのへんの知識は全然ないし
全部根拠のない空想なんで
そのへんに携わる人からしたら
「ばかっ!この技術だけは
 ほんとやばいんだよ!すごいんだよ!」
って怒られるかも知れませんが
ぼくの中では
「そうそう簡単に神の領域なんて
 行けるはずがないじゃない。
 ほんとに神の領域があるとしたら
 それはぼくら人間が
 想像もイメージも出来ないような
 そんなレベルにあるんじゃないの?」
と思っています。
例えば、イメージできちゃった瞬間に
精神的負担が大きすぎて
気が狂って死んでしまう、ぐらいの。

 

これはぼくの
基本的な考えの中に
「人間なんてすごくないに決まってんじゃん」
「ちっぽけで無力に決まってんじゃん」
というのが、あるからなんでしょうね。

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だから人類が
ワクチンを作ったり
クローンを作ったり
隕石を爆破したり……
そんなのも全部宇宙からすれば
全然たいした話じゃなくて
それによって人類の滅亡が
1000年2000年遅くなっても
痛くも痒くもないというか
許容範囲なんだろうと。

 

そういう考え方なので
「ワクチン」も「手術」も「クローン」も
全部ひっくるめてセーフと
言えるんじゃないかと思ってるわけです。

 

(もちろんぼくの考えが正しい!なんて言うつもりはないし
 もっとあとの空想話でも書きたいと思ってますが
 この世の中のあらゆるシステムは
 こうやっていろんな「違い」を抱えながら
 混ざり合ってる状態が
 あえて作られていると思ってます。
 「思想の違い」「人種の違い」「性別の違い」……
 あらゆる「違い」で混沌としている状態を
 あえて宇宙はつくっていると。
 ↑これだけだと訳わかんないですね。)

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長くなりましたが、最後に。

 

とある浜辺に
ある日クジラが打ち上げられて
その村の人たちは
「これはかわいそうだ」ということで
みんなでそのクジラを
海に返してやろうとしました。
そのときジャック・マイヨールさんは
「人間が自然に手を出しちゃいけない!
 そのままにしておくべきだ!!」
と、ものすごく怒ったそうです。

 

この話をどこで知ったのか
実際にあった話なのか
そしてクジラはどうなったのか
全然わかんないんですが
ぼくはこの話を聞いたときに
面白いな、と思いました。

わいわいがやがや

もしこの話が、本当だとしたら
ジャックさんの考え方は
「風邪薬を飲んだり
 手術を受けたりしないで
 自然の流れにすべてを任せる」
という感じなのかもしれません。さっきの話で言いますと。
自然とのかかわりの中で生きてられた人なので
たぶん「自然」というものに
すごく敬意をはらってたんでしょうね。

 

ちなみに、ぼくの考えは
そのクジラを村の人たちが海に返そうが
クジラの肉をみんなで美味しく食べようが
どっちでもいいと思ってます。
それは村の人たち(人間)も
自然の中の一部であって
結局は
「自然の流れに任せる」
ことになると思うからです。

 

人間の活動もすべて含めて
「自然の活動・自然の流れ」だと思うので
例えば
人間が森林を破壊したり
生態系のバランスを乱したり
クローン人間を作ってみたり
そういう社会の価値観では「×」とされていることも
すべて自然の流れだと思っています。

 

ぼくも基本的には、無為自然というか
「流れに任せればいいじゃない」
という考えですが
ジャックさんと違うところは
「人間のパワーを脅威」と感じるか
「ちっぽけで無力なもの」と感じるか
その違いかもしれません。

 
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  「とまと」の編集後記
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ということで第3回でした。

 

今回は特に
書くのがすごく大変だったんですけど
ひょっとしたら2回分のテーマを
ひとつにまとめちゃってたのかも知れないですね。
ゴチャゴチャしててごめんなさい。

 

何度も書いたり消したりしてて
5日間ほど『空想話』に浸ってたんで
ちょっと気分が悪いです。

 

こんなメルマガ送っておいて
こんなん言うのも何なんですが
あんまり難しいこと考えないで
ぽけ〜〜っとしながら生きていくのが
一番楽でいいですね。

 
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  次回のテーマ
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次回のテーマは、『ミツバチ理論』です。
テーマはひょっとしたら変わるかもしれませんが
相変わらず気ままに空想する予定です。
 
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  見逃してもらえればと思います。
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2004/04/15 配信
【2】 『ぼくらが存在する理由・宇宙が存在する理由』【4】 『ミツバチ理論』
 
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