「とまと」の無意味で根拠のない空想話>第2回 - ぼくらが存在する理由・宇宙が存在する理由
とまとに手紙
 
 
2004/03/08 配信
 
◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎


        「 と ま と 」 の 無 意 味 で 根 拠 の な い 空 想 話


◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎
 
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
  無意味で根拠のない空想話・第2回
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 

『ぼくらが存在する理由・宇宙が存在する理由』

 

小学校の5年生ぐらいのときに
メダカを飼ってた時期がありました。

 

ぼくはあんまりなにかを「飼う」のに興味はなくて
今でもペットを飼いたいとかは思わないんですが
そのときはたまたま読んでた本の中に
「暖かい日にメダカの水槽に氷を入れると
 氷が溶けたときにメダカは
 春がきたと勘違いして卵を産みます」
という記事があって
こりゃあ面白いってことで
メダカを飼い始めたのでした。

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

メダカの水槽はほんと面白くって
ずーーっと眺めてても飽きないし
氷を入れて卵を産ませたり
水草変えたり、砂利ふやしたり
いま思い出しても
なかなか楽しいメダカ生活でした。

 

そういう時間を過ごしてるうちに
「こいつは結構怖がりやなあ」
「ここ集まってるけど学校かなあ」
「こいつら俺のことわかってんかなあ」
「ひょっとしたら人間も
 こうやって飼われてるんかなあ」
みたいなことを、ぼーっと考えたりしてました。

 

「宇宙も水槽の中にあるんかなあ。
 そのうち水の入れ替えされたら
 地球もえらいことになるなあ」とか。

なんか暗い子みたいですけど
そんなことはなかったはず・・・

そんなメダカ生活も、1年ぐらいで終わったんですが
(憶えてないけどたぶん死んじゃったんだと思う)
それからも、ふとしたときに
「水槽」のことを思い出すようになりました。

 

もし人間が、地球から宇宙に飛び出して
太陽系とか銀河系とか
その外の外の外に行けたら
じつは水槽の中でした。なんてことは
別に普通にありえるなあと。

 

その水槽は
玄関の下駄箱の上に置かれてあって
玄関を出たらスーパーがあって駄菓子屋があって
街とか国とかいっぱいいっぱい広がっていて……。

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

こんなことを想像すると
「じゃあぼくは何のために存在してるんだろう」
「この地球とか宇宙の目的はなんなんだろう。
 観賞用の水槽?夏休みの自由研究?」
とか考えちゃって、ちょっと怖くなってきます。
なにが怖いのか分かんないですが
あまりに自分がちっぽけすぎて……かな

 

そしてそうやって
水槽で飼われているかもしれない「銀河系」の
その中にある「地球」のなかで
細胞のように生きている「人間」の中にも
小さい「細胞」がいっぱいあって
あんまり知らないけど「電子」とか「原子」とか
そういう小さい世界の中にも
こんな世界が広がってるかも、とか思うと
ぼくらが生きてるこの 『世界』 が
あまりにも壮大すぎて
そしてあまりにも緻密すぎて
それが普通に機能してるということが
すごいというよりむしろ怖い。

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

もしこんなすごいシステムが
勝手に自然に出来たのではなく
誰か(神様みたいな人)が頑張って創ったんだとしたら
一度労をねぎらってあげたい。
そしてできることなら
いろいろ話を聞いてみたい。

 

「なんでこんなん創ったんですか?」
「こんなん創るの好きなんですか?」
「しんどくないですか?」
「そんなに頑張ってどうするんですか?」

神様にインタビュー

よく
「人はなぜ生かされているのか」とか
「この宇宙はなんのために存在するのか」とか
そういうことを知りたがる人がいるけど
そしてぼくもちょっとは知ってみたいけど
ほんとにほんとに
その神様みたいな人に
それを聞く機会があったら
ぼくはたぶん聞けないと思う。

 

「ほんとはこの世界が存在する理由とか
 ちょっと聞いてみたかったんですけど
 なんかやっぱりいいですわ。
 ぼく今、地球にいるんですけど
 ぼくは地球のほうで頑張りますんで
 そっちはそっちで頑張ってください」
ってなもんで。

 

仮に答えを聞いたとしても
あまりに話が壮大すぎて
「大企業の社長」とか「国連事務総長」の悩みを
一般市民のぼくが聞いちゃったなあ、みたいな
そんな気まずい感じになるんじゃないかと。
逆に答えが
「大学の卒業論文のために、この世界を創ったんだよ」
とか言われても
それはそれで嫌ですし

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

個人的には
世界が存在する理由とかは
ぼくらが知る必要もないし
ぼくらが知らなくたって
今日も普通に機能してるし
もし仮に知ってしまったら
精神的に耐え切れなくて
死んでしまう、みたいなことも
あるんじゃないかなと思う。

 

それに知ってしまったとしても
直接ぼくらが影響を与えれるのは
ロケットとかでめちゃめちゃ頑張っても
太陽系とか銀河系が限界だろうし
一般市民のぼくらにしたら
今日も一日たのしく生きる。とか
まわりの自然にやさしく生きる。とか
地球の呼吸に合わせて生きる。とか
せいぜい頑張っても「地球」ぐらいだし
それだったらまあ
大きいことを考えなくても
普通に生活してるだけでも
間接的にはまわりまわって
地球の外の外の外まで
なんらかの影響を及ぼすことになるわけだから
まあそれでもいいんじゃないの?
別に知らなくていいんじゃないの?
と思ってます。

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

「知らなくても大丈夫ですよ」
「今のままでちゃんと機能してますよ」
って言われてるんだから
「あ〜そうなんですか。
 別にこのままでいいんですか」
でいいじゃないかと。
勉強しなくていい」と言われて
あまのじゃくに勉強することないじゃないか。
ああ。なんて素晴らしい世界なんだ。
そういうことですね

 

ただやっぱり一番怖いのは
その神様がインタビューの最後に
「でもねえ……ぼくを創った人が誰なのか。
 それはぼくにもわかんないんだよねぇ〜」
なんて言い出したら。
お前!神じゃねえのかよ!!
俺たちとおんなじじゃねえか!!
本当の神を連れて来い!!と。
そういう展開が一番困りますね。終わりがなくって。

これの繰り返しになりそう
 
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
  「とまと」の編集後記
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 

というわけで、第2回でしたが
我ながらこんな文章ありかなあと思っています。
『宇宙が存在する理由』
というタイトルをつけておいて
結論は
「そんなの知らなくていいと思う」って。
なんだそりゃってなもんですね。

 

あと前回の配信のあと
メールも結構いただきました。
ぼくはもうひとつ「日記メルマガ」をやってるんですが
発信する内容によって
返ってくるメールがこうも違うのかと
改めて驚きました。
ある程度予想はしてましたけど
なかなか面白いもんですね

 
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
  次回のテーマ
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 
次回のテーマは、『神の領域』です。
テーマはひょっとしたら変わるかもしれませんが
相変わらず気ままに空想する予定です。
 
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◎ 今のところ月1回発行・全10回で終了する予定です。
◎ このメルマガは特定の宗教などを批判するものではありません。
◎ なるだけ気をつけて書くようにしますが、何かあっても鼻で笑って
  見逃してもらえればと思います。
◎ 質問・批判・ご意見などなど、いろいろあるかと思いますが
  メールで議論とかになると、大変なことになっちゃいますので
  返信できないこともあります。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
「とまと」の無意味で根拠のない空想話
編集・発行者とまと
発行者サイトhttp://www.tomatonokusou.net
とまとに手紙info@tomatonikki.net
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
      © 2004 このメルマガの文章は とまと が書いていますよ
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 
2004/03/08 配信
【1】 『死ぬことよりも怖いこと』【3】 『神の領域』
 
「とまと」の無意味で根拠のない空想話>第2回 - ぼくらが存在する理由・宇宙が存在する理由
とまとに手紙